China pictures

麗しの北京・残りの写真を2回にわけて公開。

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街で見かける公衆電話の約半数は、既に取り去られていた。1年半ほど前に来たときは(日本ではおなじみとなりつつある)この光景がなかったのに。この分だと携帯でデータ通信、も1年後には普通に行われているのだろうか。

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タクシー内で発見した中国版GPS。運転手(中国語で司机)曰く「使えないね」。確かにそれっぽい・・ そんなことないよ、と慰めることができなかった。北京では都合5回タクシーに乗ったが、そのうちの4回で運転手が道端の見知らぬ人、もしくは行き先に携帯で電話して道を聞いていた(もちろん我々は中国語で書かれた行き先の住所を見せている)。行き先を聞かなかったときは1度だけ、「空港へ行ってください」と伝えたとき。ここでタクシー運転するのは簡単そうだね、と同僚との間で意見が一致。基本的に縦と横の道路しかない北京でこれですかい。

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いつでもどこでも何かしら工事をしている。阪神大震災直後の西宮市を見たときのことを思い出した。

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エレベーターの中に携帯電話が据え付けてある。緊急時の連絡用だったら、警備員は気の休まるときがないだろう。「もしもし?」とやる奴が一日に3回くらいはいそうである。一緒に乗っていた香港人の同僚は早速かけていた。つながらなかったけど。あれ、だとしたら何の意味があるのだろう。

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ホテル横の女性向の雑貨屋で、10代の女の子に混じって撮った。見てはいけないものを見てしまった、と語る彼女らの視線の中で写真のネタを探したらこれが。日本から逆輸入したわけではもちろんなくて、産地直送なのだろうけど、一部は日本へ行かずにこういうところに並ぶのだろう。そして「日本向け」で少しプレミアムがついたのか、値段も8元(130円)。高いよ。めちゃめちゃおいしい商売なんだろうな。

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会社、大学、役所、あらゆるところで「制服姿の人」が立っている。身分証明書を見せろ、と迫るわけでなく、こんにちわ、と声をかけるわけでなく、彼らはひたすら立っている。撮れなかったが、中にはお立ち台に乗っている人もいる。そして皆警備員、というより軍人、の格好に近い。

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電子式のタイムカード。身分章を下のスロットに指すと、出勤・退勤時間が表示される。日本でも似たようなことをやる会社もあるだろうが、この会社の特徴は正面玄関(誰でも見える)につけていること。客へのサービスなのか、見せしめなのか?
豆中国語知識: 「上班」=出勤、「下班」=退勤、「請」=お願いします、「刷」=差し込む、「上下」=カード

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タバコ屋。日本で言うコンビニと同じくらいの頻度で存在する。日本は世界最後の喫煙大国だ、と思っていたが北京に一度行って考えが変わった。

いっぱい「北京はここが違う」と書いているけど、東京で生活する中でここで示したのと同じレベルの好奇心(とカメラ)を持っていたら、今の5倍くらいの写真を撮らなくてはいけない。2年半住んでも、未だに「ヘンだ」と毎日一回は思いつづけている。住みやすさは別にして北京と東京、どちらが好奇心をそそるか?と聞かれたら迷い無く東京だ。Weird, Mutantなものを探している人は今でも東京に行くべきなのだ。