昨日の続きです。
1年半に比べて、北京市内を走る車の種類が格段に増えたことにまず驚いた。以前はVWのサンタナが車の8割を占めていたような印象を受けたが、今やレクサス(ウィンダム)だってあるし、
ベンツやアウディ(これは以前もあった。高級車=アウディ、一般車=サンタナ、だった)もあるし、
ボルボ、もあるし
一昔前のシトロエン(渋くて好い)もある。スポーツカーの類を見かけ始めたら、本格的に車が一般社会に浸透してきたことと、皆が「楽しむ」ために車を買い始めたことのしるしになるのだろう。VWや本田など、現地生産でセダンをいっぱいつくっている会社は、ここいらでお手軽なスポーツモデルを投入すれば、爆発的に売れるのではないだろうか?
空港にて。北京の冬は見ているだけで寒気がする。薄い霧が立ち込めて、地面には霜がへばりつく。湿度はないけれど風が吹く。
映画「Hero」のDVDカバー。中央の上にいる人物は始皇帝を演じた陳道明(チェン・ダオミン)。日本のポスターや映画案内では彼の姿を見かけることは全く無いが、中国では相当に名の通った俳優とのことで、どの広告を見ても彼がジェット・リー(北京出身)と並んで大きく写っている。
日本ではHeroはこのように紹介され
中国ではこのように紹介される。
ライ麦畑でつかまえて の中国語版。これを見た限りでは、「田舎から出てきた純朴な少年が大都会の誘惑と現実に打ちのめされる」というストーリーだと思ってしまう。まだ読んだことないけどそうなのだろうか。
左側はジェット・リーで右側は指輪物語。もちろん書かれている内容は関係無い。映画やドラマから写真をとってきて違う内容の本に貼り付ける、はいっぱいあって見てるだけで楽しい。「これは〜から採った、あれは〜・・」 ただ、さすがに空港の売店にこれを置くのはまずいのでは?
コカ・コーラは「可口可楽」(口当たりがよく、楽しい)。ペプシ・コーラは「百事可楽」(何事も楽しい)。この二つが同じ自動販売機で売られている。どちらの人気が高いか、売上からダイレクトに客の好みがわかる、という意味では非常に効率がよい手法だ。
中国のモバイルグッズ展示。日本で売っていたら(そして使えれば)速攻で買う。スリムで美しい。しかし、あと1年もすればカメラとカラー液晶、メモリーカードがくっついて豚のように太るのだろう。
中国東方航空の機内食はやっぱり充実している。