文章を書くために:必要なのは長い時間ではなく、最適な90分

今回は僕の文章を書く心得を紹介します。(心得=できないから口にして言う真理)

書くことは最もエネルギーが必要

文章を書く作業は最も頭脳を使います。仕事なら慣れれば風邪気味で頭がぼうっとしていても体に残っている記憶を利用してある程度出来ますが、書くという作業は体力・知力・気力三拍子揃った状態でないとできません。少なくとも僕にとってはそうです。それは多分、書くという作業を通じて深く考えているからだと思います。仕事でも立ち上がりは最もエネルギーを使いますよね?書くときは毎回それです。集中が必要なのは当たり前と思います。

最も活発な時間を書くために割く

そういうわけで、僕がウェブサイトやらツイッターやらに書き込みを行うときはたいてい体が最も活動的な朝になります。僕は朝、最も活発で、夜になるにつれトーンダウンします。一日のうちで最高の時間を書くことに割いています。

ただ、僕は毎日同じことを繰り返してやる体質でもありません。なので、同じ朝でも、やる気が出ないときと出るときがあります。たとえやる気が無くても、同じ時間に、同じ場所に座ってパソコンを開ける作業を癖として身につけています。たとえその時間のすべてをツイッターを眺める作業に費やしても、毎日の習慣として体に叩き込むことに意義が有ります。仕事と同じですね。

長い時間ではなく、最適なコンディションの90分が必要

つい、時間を確保することに頭が向いてしまいますが、実は時間の長さはそれほど重要ではないかな、と最近思います。どんなに体の調子が良くても、一回に集中できる時間はせいぜい30分程度です。それを3クール程度、合計90分集中すると、もうその日はそれ以上書けません。

ですから、肝心なことは「やる気のある90分」を確保できるかどうか、になります。闇雲に時間だけを確保したり、スケジュールを分刻みで設定してもうまくいきません(いきませんでした)。書き始める前に、心身ともに快適な状態に持っていけるかどうか、それこそが鍵となります。それについては次回のエントリーで紹介します。