最新型のBMWをショーウインドウで眺めていて、最近のヘッドライトデザインの傾向が一段と鮮明になりました。ドイツ車に限ったことなのかもしれませんが、映画版トランスフォーマーの眼球にそっくりです。映画が先か、車が先かは別として、ヘッドライトをより目玉っぽくしつつ、「機械」であることも強調しよう、と訴えている感じです。目に似ていても、どことなく無機質な感じが漂うからです。ドイツ車はいつでも無機質だ、と言われればそうなのかもしれませんが(英語で書くとちょっと気まずい雰囲気が漂うので、他国の文化を話題にする際には国際的にはマイナーな日本語で。。)
あまり人間っぽい目にデザインすると、かつてのトヨタのCMみたいになってしまうし、かといってどうやって人間に似せようかな。。と車デザイナーが悩んでいる際に、映画とランスフォーマーが公開され、おおこんだけ映画がはやればもう機械的な目に対する違和感はないのだろう、じゃ遠慮なく。。と車会社が考えてこういう目にした、かは不明です。
写真を撮りそびれたけど、「目」を強調するために昼間でも「アイシャドウ」の下部ラインを光らせている(純正の)アウディ(BMWか?)を見かけました。やりすぎ。でも、目玉、がキャラクターを決める、ということは学習できました。
参考:トヨタCM。傑作です。