台北市内の小学校も、東京と同じく砂のないグラウンドを採用している。陸上競技場の超小型版のような感じだ。見た目は美しいが、うっかり転べない。痛そうだ。親と周囲の住民に優しく、子供には残酷なシステム。バスケやローラースケート(すみません、インラインスケートですね)、陸上競技をやるだけならいいんだろうけど。
サッカーや野球はどうやって練習するんだろう。こういうところで練習を積むと、どんなスポーツ選手ができあがるのだろう。
スライディングができない野球選手
解決方法:代わりに陸上の短距離走を練習して、スピードを補う。打った直後にバットを投げ捨て、地面に手をつき、尻を高く上げて走るのだ。監督とかコーチが「ドン!」と掛け声を出せば臨場感が増す。
ボールを飛んで捕球できない野球の外野手
解決方法:ピッチャー以外はヘルメットとプロテクターを装着して、アメリカンフットボール選手仕様にする。動作はのろくなるけど、というよりほとんど動けないけど、威圧感は増す。バッターがびびって打てないから結果的には前と同じくらいの失点率ですむだろう。盗塁しようとした不適な輩を二塁付近で叩きつぶすことも可能になる。バイオレンスな展開に観客も興奮して、動員数も増す。いいことづくめだ。攻撃側にフェアではないので、ついでにバットに釘を打ち込み、ボールも鉄製(棘つき)にして・・・
スライディングができないサッカーのディフェンス
解決方法:代わりにバスケットボールを練習して、あのディフェンスをマスターする。すなわち、敵を囲い込む技を磨けばよい。欠点は股を大きく開くので簡単にボールを通されること、また両手を広げるのでボールをぶつけられてハンドをとられることだけだ。
全く使い物にならんな。
飛べないゴールキーパー
解決方法:代わりに横幅とび(体力測定でやったあれ)を練習して、試合中は常にゴール内を左右に動き続ける。動作が速ければ分身の術へ昇華させて、敵を撹乱できるぞ。本番の試合では土ぼこりが舞うだろうから、なお都合がいいだろう。