ぐるぐる

社会人になって初めての会社勤めをしていたころ、問題が起こると同じところをぐるぐる回ってしまうのが欠点だ、と指摘されたことがあった。 それから6、7年たった今でも「ぐるぐる」を頻繁にやっていることに改めて気づいている。具体的には、問題に手をつけるまでの時間が長いのだ。夕方の5時までかかってまともにこなしたのはメール一通送っただけ、なんてときがあったりするとまさにこの状態だ。

出不精なくせにじっとしているのが嫌いなので、「ぐるぐる」は癖であるが、できれば避けたいやっかいなものである。先へ進まない状態の耐性が低いので、ゲームをやっていても2、3回立ち尽くすとやる気を失う。謎解きやロールプレイングゲームが好きなのだが、おかげで一度もラストまでいったことがない。その代わり先へ進んでいるときは極楽気分を味わう。どこかへたどり着くことではなく、どこでもいいから向かっていることが目的なのだ。これは仕事、私生活全てに当てはまる。

動かないのは嫌いだ+問題が起こると止まりがちになる を組み合わせると とにかく問題を避けたい という単純かつみみっちい結論になります。俺は日本の政治家と同じなのか?動くのが好きなのだから、問題を解決してそれを快感にすればよい、のも単純な結論なのでそっちへ努力するべきですな。

と自分を鼓舞して「ぐるぐる」から抜けようとしています。