またモノについて語ります。当然iPodがらみだ。
使い始めて6ヶ月目にして次の症状が勃発。
・パソコンがiPodを認識しない
→iTunesの画面に出てこないのでiPodに曲を入れられない
銀座のアップルストアで診てもらったところ「ソフトウェア不具合」らしく解決策なし。
そこにいたるまでにiPodの内容を全て初期化したので何も曲が入っていない、聞けない。ただの携帯用ハードディスクになった。
めんどくさいので「壊れたので直して」とアップルのサービスセンターに送付。出てくるときには新品に交換済み、に是非なってほしい。いや正直、お金返すから勘弁してください、になってくれないかな。しょうがねえな、と舌打ちしながらガッツポーズを決めそうだ。「どこも問題ありませんよ」と突っ返されるだろうな、と悲観的になっているからこうやって逃避にふけっている。
iPodはすばらしいのだけど使っていると疲れることが多い。しばらく冷却期間をおいたほうがいいかもしれない。
なんか人とのつきあいに似ている。ゴージャスな相手に対しては金と時間とエネルギーも比例してかかる、だ。
待っている間なんなのでこれを買ってみた。
Creative NOMAD
買ったばかりなのでいいところばかり目に付く。
・曲を入れるのはすごく簡単、本体をパソコンに突き刺すとUSBメモリーとして認識されるのでiTunesにたまった曲(の一部)をマウスでドラッグ&ドロップするだけ。なんで本家本元のiPodでいざというときにこの作業ができんのか?
・乾電池で動く。バッテリーを気にしてこまめにオン・オフを繰り返した日々とはおさらばだ。
・USBメモリーとして他の用途に気軽に使える。いやiPodでもできるんだけど、こっちのほうが気楽だし。
こちらも人とのつきあいに似ている。自分とはそもそも住んでいる世界が違う人間に振り回されたあげく、もっと身近な、ほっとするパートナーを見つけて収まる・・・またひとつ宇宙の真理を発見してしまった。
iPodが出所したらまた使い始めるだろうな。火遊びを繰り返してもNomadはじっと待っていてくれそうだ。でも、こんな「復活の呪文」は生身の人間との関係では存在しないことが多い。モノ付き合いと人付き合いの決定的な違いは、取り返しがつくかつかないか、だろうか。