この劇団の催し物はまだ一度もみたことがない。
アメリカのミュージカルを日本語に翻訳して再演する、というのがアメリカのヒット曲を日本で吹き替えて歌う、というのとダブって見えて、なんとなく敬遠してしまう。
Y.M.C.A.やらGive me UP!やら哀愁でいとやら往年の曲は最初から日本語の歌として聞いたから別にいいけど、最近のRicky Martinの替え歌?とかは、原曲を先に知ったのでどことなく聞いていて違和感を感じる。特にミュージカル中の歌を日本語に翻訳したときの、あのどうしようもなく格好悪い歌詞はどうにかならないのだろうか。。。本当に別の部屋に行きたくなる。
それにしてもライオン・キングという輸入物を宣伝するその横で、日本のミュージカルの面白さを訴える様子はどこか矛盾していて、別の意味で興味深い。個々の宣伝が整理されきっているおかげで、プライドとコンプレックス、誇りと軽蔑が交じり合った統一感のなさがよけいに浮かび上がってくる。このポスターならほしい。
今日のBGM: 90年代風にして
Bon Jovi: It’s my life
Aimee Mann: One
Metallica: Ain’t my Bitch
Sheryl Crow: Everyday is a Winding Road
斉藤和義: 君の顔が好きだ