仕事がまだたくさん残っている。でも飲み会に誘われた。普段あまりあうことはないけれど、会えばいつでも気持ちいい空間を共有できる人たち。
こういうときに、行く・行かないどちらの選択をしても、毎度同じようなパターンが待っている。
<行く>
・最初は仕事のことが、やると決めたことが、頭に体にこびりついて一挙一動が非常にぎごちない。笑顔も硬い。飲み会に来て何をつまらなそうな顔をしてるのだろう、と自分でも思う。
・最初の30分でとりあえず生ビールをかっくらうと、仕事のことはきれいに頭から消えている。あとはひたすら飲んで話して時間はするすると過ぎてしまう。
・飲み会が気持ちいいと、家や仕事場に帰り着いたときに、山のような作業がいつのまにかどうでもいいことに思えてくる。で、気が楽になったのでとっとと片付けられることもある。仕事をするときに本当に必要なのは時間でも静かな環境でもなく、集中力だ。その最も肝心な集中力が、あれほど日中苦しんでも得られなかった集中力が自然と沸いてくるのを感じる。リラックスしているからだ。
・飲み会が気持ち悪いと、帰った後にとりあえず寝るだけ、となる。でもアルコールが適度に仕事のことを頭から消してくれるので、ぐっすり睡眠をとって翌朝すっきり仕事を開始、となる。
どのみち、あまり悪いことにはならない。
<行かない>
・家に帰っても、会社に残っても、最初の30分間は集中できない。飲み会のことが頭から離れない。
・仕事をこなして帰っても、あまり気分よくならない。あれだけ効率よくこなしたことがあるのに。
・仕事をしている最中でも、わけのわからない怒りがこみあげてくることを最低一度は経験する。
今日はどうしたか?もちろん行ったのです。そしてこのエントリーを書いているのです。
結果的にこなした作業量にどう影響するのであれ、知人との飲み会や食事は度を過ぎなければ、忙しくても行く。精神的にそちらのほうがよいものを得るし、新しいものの見方を学ぶのも、思ってもみなかった刺激を得るのも、ありえるからだ。
行かずに仕事をしたほうがいいときもある。一緒にいたいともなんとも思わない人たちと行動する場合だ。
もう少しこの行動パターンを客観的に見れるといいのだが。