ジャンプ

BGMを聞きながらblogを書いたらどうなるだろう:第一弾、Elvis Costello “Girls Girls Girls”

突然ジャンクかつ腹が膨れるものが食べたくなり新橋などというど都会にぽつんと立つファミリーレストランでハンバーグにかぶりついたところ隣のサラリーマンが少年ジャンプについたソースの汚れを丁寧に紙ナプキンでふき取った。
どう見ても30代後半だった彼はジャンプにしみどころか折り目すらつけないように一枚一枚丹念にページをめくって「そこまでだ」「やってやろうぜ」といった文字を食い入るように見つめながらポテトサラダの山を崩していく。
東京に来て3年になるけどこれまでジャンプを読んでいた人間の傾向をまとめるとこうなる。男100%、女0%。10代10%、20代30%、30代50%、40代以上10%。小学生が読んでいるのはこれまでに2回見た。(全て思い込みに基づいています) (BGM: Radio Radio – 別のアルバムだけど)

少年ジャンプ、サンデー、マガジン、チャンピオン、みんなとっくに名前を変えなければいけない。いっそどこかの大きな出版社が他の会社をみんな吸収するか潰すかして一つにまとめてしまえばいい。集英社だったらみんなジャンプで統一する。
出産ジャンプ
赤子ジャンプ
幼年ジャンプ
少年ジャンプ
若者ジャンプ
青年ジャンプ
中年ジャンプ
老人ジャンプ
仙人ジャンプ
墓場ジャンプ
産まれる前から死んだ後までもれなく漫画はついてくる。
ついでに登場人物の成長度合いも統一する。出産ジャンプでは、どこまでいっても彼らが生まれる瞬間だけを描写する。赤子ジャンプではおしめを代えてもらったり、おしゃぶりを離さない姿が延々と繰り返される。幼年ジャンプあたりになると段段キャラクターが分かれ始める。少年ジャンプでようやく冒険が始まる。若者ジャンプあたりから屈折が始まって初恋・初体験・不登校・リストカット・金属バットで親を撲殺・などなど続く。(BGM: I Want You)