Steelcase社ショールームの新装開店パーティーに行ってきました。
ショールームなんだけどなんてことは無い普段の事務所(オフィスといわなければだめなんだろうか)だ。自社で作った製品を使って皆仕事場を作って、それがそのままショールームとして客にも提供される。最も気持ちいいのは、義務ではなくそれをしたくてやっている、という雰囲気が部屋の中からも、スタッフからも漂ってくることだ。(写真撮らなかったのでこういうコメントを書いていても何かしら空しい。)
さすがに大勢の人を招くだけあってきれいに整理整頓されていたのですっきりしていたのだけど、それはどちらかと言えば全体的に「隙間」や「(一見)無駄な空間」が多いからのように思えた。(写真が・・・・)
デザイン的に凝っておしゃれなつくりなのだけど、それ以上になんか「散らかしやすく、片付けやすい」お手軽な雰囲気が匂ってくる。いろいろな部品が簡単に動かせるようになっていて、あっちを動かしたらこっちも修正する、ような凝り固まったものが無い。こういうところにいれば、真剣だけど適当に仕事ができて、身も心も軽くなりそうだ。
それを可能にしてくれそうなのがこのキャスター。飛行機の中でフライトアテンダント(politically correct)が押していても全く違和感がないサイズ(きっと機内食を食っている最中にヒントを得たのではないのか?)で、個人の持ち物を全部放り込んで、どこへでも連れて行けそうな感じだ。これさえあればオフィス内で放浪できる。欲しい。
座る椅子はもちろんこれだ。寝るのだ。
偉い人のスピーチがあるわけでなく、気軽に始まり気軽に終わり、食べ物も飲み物も食い散らかし、好きなだけしゃべって眺めて気が付いたら3時間経っていた。
社長室で発見した本の棚。社長になる人がどのような本を読むのだろうか、とても面白そうなラインナップだ。
ビニール袋に入って、しかもひも付きでやってきた温かいサンドイッチ(なんか難しいカタカナの正式名称があった)。
饅頭のガワで豚の角煮とよくわからない生野菜をはさんで、ワサビで味付けしてある。おいしい。
帰り際に小さなミートボールでご飯。