Photo album Jan25

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3人のおじさんたちが写る。ナイスミドル、やロマンスグレー、という言葉が今でも生きていれば使ってもよかったかもしれないけど、現在サバイバルした言葉はおじさん、だ。たまには日本語も正確な方向へ進化することもあるのだな、と思う。
で、この3人には少しずつだが上下の関係があるようだ。一番右の人がいつも少し小さく、遠慮して後ろのほうに写る。たのきんトリオのよっちゃんか、ワム!のジョージ・マイケルじゃない方と同じ要領で。おじさんの世界には上下関係以外の人間関係がなさそうなので、微妙な力の差がにじみ出ているところが現実くさくてかえって親近感を出していると思う。でもここにいる人たち、全員プライドが高そうだ。右の人はどうやって小さく写ることを納得したのだろう。こういうときに一番悲惨な役割を果たすのが当人に「小さくなる」通告を渡さねばならない伝令役の人間だ。お付の人、か? 広告の製作者に代わってありとあらゆる罵倒と愚痴を浴びせられるのだろうなあ。映画でも、伝令は必ず真っ先に首をはねられる。
毒見役より悲惨な職業なのだから、そのようなコウモリさんには給料をはずむのが道理なんだろうけど、そこらで聞こえてくる話は:一番給料が安くて、頑張ればいずれディレクターになれると信じている馬鹿があえて選ばれ、代償として彼らは「XXと知り合いなんだよ」と女を口説く・・・本当か?そうではない、と考える理由が無い。

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・和服姿で日本の伝統を強調すること
・キャッチフレーズ「すぐ飽きてしまう暮らしには、もうみんな、飽きています」
・どこぞの建築家がデザインした、イギリスにあるという広い家
全てが、対象である商品の存在理由を否定しているのではないのか。
・新しい技術でこれまでとは違うものを作ったのだし
・すぐに古いものを捨てて、買い換えてもらわないと困るのだし
・そもそも小さい家で、テレビを共有したいから持ち運び可能なお手軽サイズにしたのだし (あの家のリビングルームには小型の映写機が備わっているに違いない)

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大手町にて。カメラを3台並べて何をそんなに知りたいのか。こういうのを見るといつも、カメラが外に出ているうちはまだましだ、と思う。いずれ(いや、もう現在進行形の話だろう)カメラが壁の中、ガラス窓の向こうに埋め込まれて見えなくなる日が来る。そうして誰も気づくことなくプライバシーが毟り取られる。テレビでの自主規制も同じだ。「ピー」が出るうちはましなのだ。規制していることが、見ている人にわかるから。それが、「ピー」が出そうなシーンをまるごと消して編集版を流す手法にとって替わられる。
どうやって逃げられるだろう?

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えらく繁盛している飲み屋を浜松町で見かけた。庶民的な店が繁盛しているのを見ると、なんかうれしくなりませんか?

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この人の笑わない演技を、一度だけ見かけた。ゴジラVSビオランテ、だ。常に理性的な若手の自衛隊幹部を演じていた。演技できるんだこの人、と見直した。映画そのものはちゃんとクソでした。かっこよかったのに、周囲の期待に応えすぎずに、あの真剣な演技を磨いておけば今ごろどうなっていたのだろうか。
ここに過去のゴジラ映画一覧がある。いずれ寅さんシリーズの記録を破ってギネスブックに載るのは釣りバカ日誌ではない。ゴジラだ。

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以前、風邪を引いたときに無償に飲み薬が欲しくなった。胃の粘膜でダイレクトに吸収されるから、効果も確実で早い、と思い込んでいるからだ。でもらったのがこのシロップ。
すんごくあまくておいしい。病み付きになって3本購入した。子供が薬はいやだとぐずったら迷わずこれを買いましょう。

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恵比寿の喫茶店、Rue Favartにてブルーチーズのチーズケーキを初めて食した。少し苦味があるところが、甘ったるくなく楽しめるようだ。
喫茶店はなんとなくありあわせのものをかき集めて内装を作りました、という手作りの雰囲気がぷんぷんしてよいです。安心してけだるく、だらだらといられます。