Photo album Jan13

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デザインに凝った家を建てて精神的に豊かになりましょう、とみんなが呼びかける。家は別にして、そのまわりの空間はどうやって手に入れるのですか?電信柱やコンビニや中古自動車売場がない、ひろーい空間はセットでついてくるのですか?先の余計なものが全てもれなくついてきて、おまけに両側に似たようなことを考える人たちがいるおかげでぱっと見は公団住宅、なんて事態にはならないのでしょうか。

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あおやぎ、と聞いて優雅だなあ、とリッチな気分で食べていたのだが、バカガイだったとは(しかも正式名称)。バカガイなら知っている。父親が子供のころ、海辺に住んでいて味噌汁の具がなくなると「とってこい」と言われて砂浜で掘っていた貝だ。生きているあいだも馬鹿みたいに口をあけているからバガガイと呼ばれたあのしょうもない貝だ。

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いったいいくつあるのだろう、と興味が尽きないので数えてみることにした。Classy, Domani, Oggi, Story, Very, With, More, 25ns,
英単語の練習帳みたいだ。

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JJ, Miss, Lucy, Ray, CanCan, Anan,
パンダの名前みたいだ。

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Up, Spur, Marie Claire, Elle, Vogue, Ginza, Frau,
銀座、があるならGotanda、も作ってほしい。中身はともかく響きはどんくさい。五反田。

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上の棚にもあるのを見逃していた。怖くなって数えるのをやめた。
以前Sayという雑誌の、村上龍のエッセイコーナーだけを(なるべくこっそりと)立ち読みしていた。他にどんなことが書いてあるのか、と一度買ってみて読んだところ
恋愛・ファッション・Sex・恋愛・ファッション・仕事・恋愛・ファッション・・・ 熱が出た。
しかも、どれもこれも真剣勝負だ。週刊ポXトとかのように、言うだけ言ってすっきりしました、ではなくて切実だ。こういうのを毎月読んでいる人たちには絶対かなわない。

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あらすじが必要なのは難しい字が読めない小さい子供だ。でも「あの感動をもう一度」とうたっている時点で、大人を対象にしているのだろう。まだ昔の文学作品を読んだ事の無い人々を対象に、興味を持ってもらうために作るのではなく、仲間内で「あれはよかったよねえ」と言い合うために作っているのだろうか? そういう意味では、コンビにで売られているガンダムの模型(+小さいお菓子)と同じだろうか。
あらすじをたくさん読むことににどんな意義があるのか、よくわからない。