伯父さんになりました。生後2週間の赤ん坊を抱いてみた結果:重くてやわらかい。寝ながらも豪快にうんこができる。寝ながらもときどきにたりと笑う。
抱えているあいだずっと、落としたらどうしよう、という恐怖と戦いつづけるだけで気力を消耗した。世の人は赤ん坊を抱いてゆすったり(振り落とすぞ)、袋に入れて体の前に吊るしたり(壁にぶつかったらどうするんだ)、袋に入れて背負ったり(誰かがぶつかったらどうするんだ)、一緒に寝たり(寝返りで押しつぶしたらどうするんだ)、できるようだ。世間の人はえらいなあ。
弟夫婦の家でそれまで寵愛を一身に集めていた犬は見捨てられつつあることを察知し、天敵(私)にまで擦り寄ってくる。これまで嫌われていた腹いせに足臭でリンチにかける。
名古屋の飲み屋で、味噌串カツ。味噌煮込みうどんはだいたい美味いといわれるが、味噌カツは評価が完全にわかれる。甘い味噌のたれ、というのは確かに一般的ではないのだろうけど、大学を卒業して関西で就職するまで、串カツには味噌がかかるものだ、と固く信じていた。
タイトルに「愛」を使い、コピーで「泣き」を強調するのは1980年代の再来みたいだ。今までの例では:
「愛と青春の旅立ち」-> An officer and a gentleman
「愛は静けさの中に」-> Children of a lesser god
「愛と追憶の日々」-> Terms of endearment
「愛と追憶の彼方」-> The prince of tides
「愛は霧の中に」-> Gorillas in the mist
原題にloveが使われていないところも共通だ。
新宿高島屋付近にて。現在と1980年を比べても、なんかみすぼらしく見える。白黒なので余計なのだろうけど、たかが四半世紀前でも日本はまだ発展途上の段階にあったのだな、と考えた。
公開が延期されるのは何か問題があったときに決まっている、と見てみると、特殊効果がちゃっちいのが原因だったようだ。
According to a anonymous source close to the production quoted by Variety magazine, the special effects depicting sins exiting the human body after death looked like “calamari”.
人体から抜け出る「罪」がイカのから揚げに見えては確かにまずいだろう。というか、そちらのほうが見てみたい。
決まり文句を店の名前にしてしまった時点で、このチェーンはかなり商売上得をしているのでは。普通に「来来軒」と書いた店と並べられたら、こちらに自動的に吸い寄せられそうだ。こういうのを商標登録してしまったら、他の競争相手を排除することもできてなお、おいしいのだろうけど皆の共通資産にするべきものを私有化することにも踏み込む。とても危険な誘惑がある。法律で、あまりに一般的な言葉は商標登録できないようになっているのだろうけど、近いうちに市民権を得る言葉を、その前段階でさっと捕まえる人たちもいるようだ。
Blogという言葉は既に商標登録されつつある。
なお、本件商標「ブログ/BLOG」が商標法第3条の規定に該当するか否かにつきましては特許庁において判断されることであり、弊社といたしましても特許庁の最終的な判断に委ねたいと考えております。
自分達が該当しない、と判断したから申請したのではないのか?いいものは皆で共有しよう、という動きがインターネットを誕生させ、その上で商売を営むのであればこのような行為を恥ずかしい、とは思わないのだろうか?