Weekend entrepreneurship – seeking advice

週末起業セミナーのおまけ特典として、コンサルタントによる相談受付、があったので聞いてきた。
相談、といっても「これこれこうしたいのだけどどう思う」ではなくて「何もわからないからまずどこから手をつければいいでしょう?」に近い。情けないが。
話を聞いてもらったところ意外とすらすらと自分の考えが出てくる。それまでぼんやりとしか認識していなかったことが、人に説明しよう、と心がけたときから片端からある程度の形になって出てくる、というのは不思議だ(人にわからせよう、と考えて本心と異なる「物語」を作ってしまう危険性もあるのだが、それは別の機会にまた)。コーチングをしているときにも感じるが、「聞いてもらっている」という安心感があるとこうも話しやすいものなのか。自由に自分の考えを出すことが重要であるならば、では「発散」する場さえあればいいのか、ひとりで書いたり話したりしていてもいいのかというとそうでもない。こうやって書いてみるとわかるが、相談の場で感じた「考えを口に出すことである世界を構築できる」ような爽快感は薄い。どちらかというと、そこで湧き上がってきた「考えの骨組み」の肉付け、仕上げをしているような感じだ。骨組みを作るには、やはり相手が必要なのだろうか。
ということは、こうやって考えをまとめるときは、・他の人と一緒に骨組みを作った後で、一人の世界に入って仕上げを行う・というやり方をとるとうまくいきそうな気がしてきた。次のコーチングでも早速それを意識してやってみようか。今まではどちらかというとしゃべりっぱなし、だったが終わった後でblogにまとめると・・・
一つ、どんなときでも通用するアドバイスをもらった。自分が日々感じたこと、経験したことを記録しておくことの重要性だ。後で読み返したくなる、読み返さなくてはいけないときが来る、とのこと。blogを始めていてよかった!と心から思った。これはblogを始めるときから薄々考えてはいた。自分のくだらない考えや経験を、それでも日々記録することで、そこから学び取ったこと、覚えておくべきことを反芻できる。また将来もう少し智恵がついたときに、読み返してみると何を発見できるか、も気になっていた。もちろんblogの動機は他にいっぱいあるのだが。単に何か書きたかったことも、自己紹介の代わりに使いたかったことも、「お気に入り」の代わりにしたかったことも、有名なbloggerのwannabeであることも。。
あとは自分の売り物と、売る対象を決めること。そのときにほおーと思ったのは対象を限定してしまわないこと。例えば20代の女性をターゲット、としたくても、そこを中心にはするけれどそれ以外の人達も切り捨てずに、常に可能性を何%でも残しておくこと。コーチングでも、回答を限定しない質問をすることの大切さを説いているときがあるがそれにも通じるものがあるようなないような。