穂高岳ハイク

10月11〜13にかけて行った穂高岳。日本で3番目に高い山だそうだ。
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木綿の服と、ジーンズと、底の薄い靴でとぼとぼとうろつく青年を3000m付近で発見。北海道でクリオネを見たときのような感動を味わった(見たこと無い)。死に場所を求めているのだろうか。こんな格好はしてはいけませんよ、を全て体現していた彼はそのあとどうしたのだろう。
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山小屋の飯。これが1食2,000円。しかし売店で売っているチャーシューメンは1食1,000円。
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夜は長い。暗くなったら飯食って寝るだけ。ゲームで時間をつぶす。これは点と点の間に線をかわりばんこに一本引いていく。箱を作れたら(四辺を線で囲めたら)それが自分の領地となる。ので、他人には作らせずに自分の番には作れる、ように駆け引きが進む。
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山を上る我らがチームの勇姿のつもり。
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制覇したのはいいけど本当に自己満足だけの世界になってしまった。どしゃ降りでなかったことをうれしく思うべきか。
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3000mでの山小屋の様子。これを最初から知っていれば無理してでも初日にここまで上ったであろう、豪華設備が並ぶ。ステレオキット+クラシック音楽のセレクション、ソファーでくつろぎながらコーヒーをすすって雑談・・・ここが余計にまぶしく感じられた理由は別にあって
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これが初日の山小屋の様子。難民キャンプ「Refugee Camp」と名づけました。最初は台所で寝て、3:30!!!!に朝食の準備で追い出されてからはこの廊下で寝た。部屋の中は怖くて見れなかった。8畳に24人、が原則。立って寝ろってか。
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おしるこでなごみましょう。3000mの山小屋で。難民キャンプには無かった。
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同じく難民の群れ。

くだらない写真はいらない、という方はこちらで美しいものを眺めてください。Album: Summer hiking→Album: Hotaka Dake 3190m

しかし「難民キャンプ」の実情から察する以上に登山フリークは多いらしく、穂高岳をキーワードにWebを検索すると写真やら日記やらが山のように出る。美しい景色を追った写真はそちらにおまかせ。しかし少し前、雨具(カッパです)はどんなものを買えばいいのか、アドバイスを求めてそれらの手作りホームページを50ほど漁り、予想通り全く期待した情報が得られずで直接聞いて買ったことがあった。日本のこうした趣味的なホームページ全般に感じることだけど、活動記録が充実していることは大変結構だけどもう少しノウハウを教えてくれたらなあ・・・そのほうがいろいろな人に見てもらえるだろうし、と思う。じゃあ自分は?

最終日には松本市で遅い昼飯を。たくまという店だが民芸調のたたずまいにクラシック音楽と骨董な家具、とアンバランスながらも雰囲気良いです。カレーの量の多さはあっぱれ、と感激した。山を降りたばかりの人にはうってつけです。みなさんここへ行きましょう。
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ビッグなエビフライカレー1800円。