以前ここでMBTI(Myers – Briggs Type Indicator)方式にのっとった性格判断をやってみた。
これは人間の行動様式を次の4つの区分でどちらかにわけてみようか、という見方によっては乱暴な判断だ。
Extraversion(外向)・Introversion(内向)
Sensing(感覚)・iNtuition(直観)
Thinking(思考)・Feeling(感情)
Judging(判断)・Perceiving(知覚)
僕の結果はINTP(すみません、日本語でのタイプ解説が見つからなかった)。まとめると、「学者」タイプであるらしい。
「人と交わるより理論的な研究を好む・いろいろなアイデアに興味を持つ・独立独歩を好んで社交的な集まりにあまり関心はない・感情より論理を優先する」
なんかそのとおりっぽいなあ、と我ながら感心したし、なにかさっぱりしたものを感じた。ま、これでいいか、といった何か自分で自分を許した感じのような。
この方式のいいところは、良い・悪いの判断を行わないところである。あくまでもその人の持つ傾向を、客観的に浮かび上がらせるのが目的であり、さらに決め付けることもまたしないところに特徴があるらしい。
「人も変わっていくものですし、質問への答え方も体調や気分で毎回異なりますから結果はあくまでも現時点での目安です、これからなりたい自分に近づいていくと考えることも何ら不自然では有りませんし、この診断によってそのための(とりあえずの)視点を提供することができればいいな、という程度に考えてください」というのが主催者のコメントだった。
こういう緩いものの捉え方は好きだ。普段自分が固く物事を定義しようとしているからだろうか。
日本人で一番多いタイプが、ESFJで、ちょうど僕のタイプの正反対になる。「親しみやすい・調和を好む・人の為に役立とうとする・計画に沿って実行することに重きをおく」
そして僕のINTPタイプは、絶対数としては少ないが性格診断を受けにくる人の割合の中では多いそうだ。理由は、あまり社会でいい目にあわないことが多くて悩んでいる人が多いから。なぜかものすごく納得してしまいました。これを知っただけでもお金払って受けてみた価値はあるよ。5年前に知っていたら人生観がかなり変わっていたのだろうけど、今は「他者との差異」こそが自分がサバイバルできている、またこれからサバイバルできるであろう大きな理由だと思っているのでそれほど。でも確信が深まった意味ではとてもよかった。