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聴講してきました。
会場にいる人たちは20代〜30代が中心、男女比は8:2くらいだろうか。人口密度は高すぎたが(午前9:30の山手線五反田駅くらい)、マニアックでもなく、堅苦しくもなく、ふざけてもなく、リラックスしているけど真剣な雰囲気はとても気持ちよかった。会場の様子はこちらから
以前聴講した1IMCでも同じような雰囲気を感じたが、参加者がみんな、知的かつ魅力的に見える会は他にあまりない。結局、Weblogという媒体の魅力よりも、それを利用している人たちが魅力的なのに(まずは)惹かれてその世界に足を踏み入れつつあるのだ。これはコーチングの世界への入り方と同じだ。自分に当てはめると、もし何かを世間に広めたいなら、自分自身が魅力的であったり、信頼されるに足る存在であることの方がやっていることの内容より(まずは)重要だ、ということだと思う。そう考えるとしんどいが。
講演を聴いていて、改めて自覚できたことがあった。自分の、物事を理解する仕方だ。まずは大枠で概念を捉えて、それを消化しきった後に始めて個々の細かい要素のことを気にかけられる。大枠が理解できていないと、いつまでも要素に入っていけないのだ。Weblogの個々の要素について解説が加えられているとき、用いられている単語はほぼ知っているにも関わらずほとんど理解できた気がしなかった。ばしばしと精密なコメントを放つ他の方々の発言を聞いて、同じ言語を用いている感じがあまりしない。Weblogの概念をまだ自分なりに解釈できていないのが大きいと思う。これまたコーチングと同じく、Weblogを簡単に説明することができないし。「個人で発信するジャーナリズム」と名づけてみたけど今ひとつだ。
最初に入った会社で、まず電子回路の設計をやらされたが壮絶になにもできなかった。3年経っても簡単な製品一つ仕上がらない。ちょっと前までトラウマだったこのことが、それはそうだろうな、と今では少し温かい目で振り返ることができる。これもまた、自分についての「大枠」がなんとなく消化できつつあるからだろう。
丁度講演された田口さん著書が店頭販売?されていたので購入、読んだ。平田さん著書は1ヶ月ほど前に購入して読んでいた。後者はMovable TypeでWeblogを始めよう、htmlも勉強しよう、と気合を入れて買ったその3日後にTypepadサービスが開始され、もちろん部屋の隅で埃をかぶりつつある。念のために、とても懇切丁寧な本で、Weblogの歴史や特徴について改めて整理するいい機会になったし、MovableTypeやTrackbackやらRSSやらの専門用語のつながりを始めて自覚させてくれました。ただ、Movable Typeインストール環境の解説を読んだ瞬間に遠い目になってしまいそれは当分直らないだろう。あるいは一生。これで技術サポートの肩書きをつけ、仕事でCコンパイラやらリアルタイムOSやらの話をしているのは間違っている。どこかが。
今回買った方をざっと読んだところより初心者向けの内容で、早めに買っておくべきだった。中でも一番役に立ちそうなのが、Weblogに関連した情報、ツールを提供してくれるサイトの情報がてんこもりなことだ。これまで断片的に聞いただけで、よくわかっていなかった便利なサービスがきれいに整理されて、いっぱい紹介されている。
会場で渡されたカラフルなラベルに自分の名前を書いて(蛍光緑色でISAO)胸に貼っていたのだが、五反田に帰り着いて韓国料理屋に入り、石焼ビビンバを食う瞬間にはじめて付けっぱなしだったことに気がついた。なにもわかっていないって幸せだ。